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講演会参加記録帖
No.
2024/12/28 (Sat) 09:17:15

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No.35
2012/04/28 (Sat) 22:43:18

講演日 2012年4月28日(土) 15:00~16:00
講 師 ギョーム・キンツ(ルーヴル美術館絵画部門学芸員)
会 場 ルーブル DNP ミュージアムラボ ホール 先着100名(要予約)無料 同時通訳付き

ルーヴル ‐ DNP ミュージアムラボ第9回展のオープニングを記念しての講演会。五反田DNP本社ビル内には特別なギャラリーがあって、ルーブルから貸し出された作品をいろいろな機材を使って解説してくれる企画が行われている。
過去にも何度か展示を見に行ったり、記念講演会を聞きに行っているが、なかなか楽しい催しと言える。

今回は、ゴヤの≪青い服の子供≫という作品が展示されているのだが、この作品はなかなか数奇な運命をたどりルーブル美術館に所蔵されることになったのだそうだ。今日は展示観覧の予約が取れなかったので、講演会のみの参加となった。

ゴヤは言わずと知れた18世紀スペイン絵画の巨匠なのだが、その人生は激動の時代のただなかにあった。今回はその歴史の中でゴヤが描いたものはなんだったのかを、丁寧に解説してくれていた。フランス語の講演で、同時通訳なしでは勿論意味は通じないわけだが、よどみなく、熱く語られる言葉は、それだけで、すごく引き付けらた。
こういう講演の場合、専門的な言葉が多いし、全体の流れも十分打ち合わせしないと難しいと思うのだけれど、二人の通訳さんの交代の部分で、全体の流れに関わる部分が飛ばされてしまったのがすごく残念だった。

つい先日上野でゴヤ展を見ていたので、講演の中に出てくるゴヤの版画について、少しわかっていたので、なんとかついてはいけたが、こういう講演を聞くたびに、言葉ができたらいいのになあ・・・としみじみ思う。
4時までの講演の予定が少しのびて質疑応答の時間がなかったのが心残り。実際のところ、質問ありますか?と司会の方が声をかけてはくれたが、濃い内容の講演だったので、質問を言葉にする時間が必要だった。すぐに質問がなければ終わりますって言われてしまって、予定時間が過ぎていたのはわかるけど、あと5秒待ってほしかったなあ。

≪青い服の子供≫の展示は10月28日まで。

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